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6月13日 国際アルビニズム(白皮症)啓発デー

 6月13日は国際アルビニズム(白皮症)啓発デー国際連合が制定した。
 英語名は、"International Albinism Awareness Day"。

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 この記念日は、2013年にタンザニアの活動家が提案し、2014年に国連総会によって制定されました。日付の由来は、2013年6月13日にタンザニアで初めてアルビニズムの問題に関する国民的な会議が開催されたことを記念しています。

 この記念日の重要性は、アルビニズムの理解を深め、アルビニズムの遺伝的条件に関する誤解を解消し、アルビニズムを持つ人々に対する差別や暴力を減らすことです。アルビニズムは、社会的偏見や迷信、人身売買の対象にされることがあり、権利侵害や生命の危険にさらされることがあるため、支援や保護が求められています。

 International Albinism Awareness Dayの目標は、アルビニズムに対する理解を促進し、アルビニズムを持つ人々の権利を保護し、彼らが社会のあらゆる面で平等に参加できるようにすることです。また、アルビニズムを持つ人々が適切な医療、教育、雇用の機会を享受できるようになることも目標とされています。

 国連や政府、NGO、アルビニズムの支援団体などが、この記念日に様々な取り組みを実施しています。イベントやキャンペーンを通じて、アルビニズムに関する誤解や偏見を解消し、アルビニズムを持つ人々の権利を向上させるための活動が行われています。

白皮症とは

 眼や皮膚、髪の毛などのメラニン色素に生まれつき欠損がある病気。体毛は金色で皮膚は白、眼が赤いのが特徴。メラニン色素には紫外線から体を保護する役割があるため、これが欠けている白皮症の人は短時間の日光浴でも強い日焼けを起こしたり、皮膚がんの発生率が高くなる。人間以外の動物でも同様の症状が見られ、日本では「アルビノ」の名で知られている。

記念日とかいろいろ

国際デー

病気の記念日