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6月16日 手羽トロの日

手羽トロの日
引用元:Mother Foods

 6月16日は手羽トロの日。鶏一匹からわずかな量しか取れない「手羽トロ」の美味しさを多くの人に知ってもらおうと,鶏肉加工食品の販売を手がける大阪府大阪市の株式会社マザーフーズが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、数字の6が手羽元の形に似ていることと、トロ(16)」の語呂合わせから、6月16日とした。

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 手羽トロは、マザーフーズが開発し、商標登録を取得した鶏肉の希少部位を使用した唐揚げのことを指します。この部位は、鶏の手羽元、つまり翼のつけ根に近い肩から肘までの部分から取れる肉で、その肉質は柔らかく程よい弾力があり、食べ応えが特徴です。手羽元肉は、手羽先よりも骨が多く、味は淡白であり、一羽の鶏からはわずか60グラムしか取れない非常に希少な部位です。

 手羽トロは、骨が太く人気がなかった手羽元を使って、美味しくて無駄のない商品を生み出すための挑戦が始まりました。手作業で骨を取り除くことからスタートし、最終的には全自動脱骨ロボット「WINGDAS」の導入に至りました。味付けや食感に関しても多くの改良を重ね、現在の美味しい「手羽トロ唐揚げ」が完成しました。

 しかし、「手羽トロ」の名前が広まるにつれ、類似品や全く異なる部位を「手羽トロ」と称して販売する事態が発生しました。これを守るため、マザーフーズは商標登録を申請し、1年の時間をかけて「手羽トロ」の商標登録を獲得しました。この一連のプロセスは、新しいアイデアとチャレンジ、そしてスピード感を持って取り組むことの重要性を示しています。

 手羽トロ唐揚げは、その希少性と独特の美味しさで、多くの人々に喜ばれること間違いなしの商品です。

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