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6月6日 ベビーシャワーの日

 6月6日はベビーシャワーの日。より多くの人にベビーシャワーを知ってもらうために、ベビーシャワーを通して「日本のマタニティライフをより豊かに」を理念に活動する一般社団法人BABYSHOWER JAPANが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、妊婦の姿になぞらえた「6」が2つ合わさる6月6日とした。

ベビーシャワーとは

ベビーシャワーの日

 出産前の妊婦を主役に仲間や家族で行う安産祈願のパーティーのこと。アメリカ発祥とされている。

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 ベビーシャワーは、アメリカ発祥のパーティーで、妊娠中の女性にエールを送り、これから生まれてくる赤ちゃんをお祝いするイベントです。1930年代から1940年代にかけて始まったと言われており、当初は女性のみが参加するイベントでした。日本では2013年頃から認知度が高まり始め、現在では20代から40代の女性の80%以上がベビーシャワーについて聞いたことがあると答えています。

 ベビーシャワーの魅力は、その形式に特に決まりがないことです。妊婦さんを中心に、親しい友人や家族が集まり、安産を願いながら楽しい時間を過ごします。華やかなパーティーである必要はなく、少人数でカフェなどで開催することもあります。妊婦さんへのサプライズで開催されることもあれば、妊婦さん自身が主催することもあります。妊婦さんがリクエストしたアイテムをギフトとして贈る習慣もあり、ダイパーケーキなどの象徴的なアイテムで飾りつけをすることで、ベビーシャワーらしい雰囲気を演出します。

 活動内容は、飲食物の提供やおしゃべり、ゲームなどさまざまです。妊婦さんが安心して楽しめるよう、アルコールフリーの乾杯や、哺乳瓶を使ったゲームなどが盛り上がります。幹事は妊婦さん自身や友人、家族など誰でも構いません。大切なのは、妊婦さんにとって快適で楽しい時間を提供すること、そして新しい命の誕生をみんなでお祝いすることです。

 このように、ベビーシャワーは妊婦さんを支え、お祝いする心温まるイベントであり、参加者みんなで作り上げる素敵な思い出となります。日本でも徐々に浸透してきており、妊娠を機に新たな絆を深める機会として親しまれています。

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