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6月6日 電動アシスト自転車「ViVi」の日

電動アシスト自転車「ViVi」の日
引用元:パナソニック

 6月6日は電動アシスト自転車「ViVi」の日。記念日を通して、電動アシスト自転車の点検やメンテナンスの大切さを知り、愛車と向き合う日にしてもらうために、自転車や電動アシスト自転車などの製造販売を手がけるパナソニック サイクルテック株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、電動アシスト自転車「ViVi」(ビビ)がローマ数字の "Ⅵ" に似ていることから、6月6日とした。

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 電動アシスト自転車は、現代社会における移動手段として非常に重要な役割を果たしています。これは、ペダルを漕ぐ際の人力を電動モーターで補助することにより、ライダーがより少ない労力で長距離や坂道を走行できるように設計された自転車です。特に、日常の買い物、子どもの送迎、通学、高齢者の移動手段として、その便利さと環境に優しい性質から、幅広い年齢層に支持されています。

 電動アシスト自転車の最大の特徴は、そのアシスト機能にあります。センサーがペダルの力や回転数を検出し、それに応じてモーターが適切な補助力を提供します。このシステムにより、ライダーは一定の速度まで効率よく加速することができ、特に坂道や長距離の走行が楽になります。日本の道路交通法施行規則では、時速10km/h未満ではアシスト比率が2以下、10km/h以上24km/hまでの速度ではアシスト比率が徐々に下がり、24km/hでアシスト比率が0になるように規定されています。これにより、安全性と公道での使用に適した速度が保たれています。

 電動アシスト自転車は、1993年にヤマハ発動機が世界で初めて発売した電動ハイブリッド自転車「ヤマハ・PAS」にその起源を持ちます。以来、技術の進化とともに、さまざまなメーカーから多種多様なモデルが登場し、デザインや機能面での選択肢が広がっています。最新のモデルでは、バッテリーの持続性能の向上、軽量化、さらにはスマートフォンと連携する機能など、利用者の利便性を高めるための革新が続けられています。

 電動アシスト自転車の普及は、環境に優しい持続可能な社会への移行に貢献しています。自動車に比べてCO2排出量が少なく、騒音も低減されるため、都市部の交通渋滞緩和や空気質の改善にも繋がっています。また、高齢者や体力に自信のない人でも外出の機会が増え、社会参加や健康維持に寄与するという社会的なメリットもあります。

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