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6月15日　PDF（Portable Document Format）の日

　6月15日はPDF（Portable Document Format）の日。ビジネスや教育の現場などで広く使われているPDFを、正しい知識をもとにさらに利活用してもらおうと、アドビ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

　日付は、PDF（ポータブル・ドキュメント・フォーマット）が正式発表された日（1993年6月15日）から、6月15日とした。

PDFの豆知識

　Portable Document Format（PDF）は、アドビシステムズ（現在はアドビ）が1993年に開発した電子文書ファイルフォーマットです。このファイルフォーマットは、独自の拡張子「.pdf」を持ち、文書の表示や印刷がオリジナルのデザインとフォントを維持したまま、異なるプラットフォームやデバイス間で共有できるように設計されています。PDFは、Windows、macOS、Linuxなどの異なるオペレーティングシステムで同じように表示されるため、プラットフォームに依存しません。また、広く普及しており、多くのソフトウェアやアプリケーションで閲覧や編集ができます。

　PDFファイルには、パスワード保護やデジタル署名、透かし、印刷や編集の制限などのセキュリティ機能があります。さらに、PDFファイルは圧縮されているため、サイズが比較的小さくなり、ファイルの送受信やダウンロードが容易になります。また、テキスト、画像、ハイパーリンク、フォーム、注釈、ブックマークなどの多様な要素を含むことができます。

　PDFファイルを閲覧するためには、Adobe Acrobat Readerや他のPDFリーダーソフトウェアが必要です。さらに、Adobe Acrobat Proや他のPDF編集ソフトウェアを使って、PDFファイルの作成や編集も可能です。