6月9日 小型家電リサイクルの日
6月9日は小型家電リサイクルの日。2013年4月1日に施行された「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」の普及・啓蒙を図り、小型家電リサイクルの回収量を増やすのが目的。
神奈川県川崎市に事務局を置く、一般社団法人小型家電 リサイクル協会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、国の環境月間の6月であり、世界環境デー(6月5日)に近いこと、小型家電を無垢な素材への「
また、6と9で回転のイメージ(リサイクル)があることも理由のひとつ。
◆◆◆
小型家電のリサイクルについては、日本国内で重要な取り組みが進められています。家庭やオフィスなどから出る多様な電子機器は、放置されると環境に悪影響を及ぼすことがあります。しかし、これらには鉄やアルミニウム、銅、さらにはレアメタルや貴金属など、再利用価値の高い素材が含まれているため、適切な処理とリサイクルが求められています。
「使用済小型家電電子機器等の再資源化の促進に関する法律」、通称小型家電リサイクル法は、2013年に施行され、小型家電の適切な回収とリサイクルを促進する法的枠組みを設けました。この法律により、自治体や家電販売店、そして一部の製造業者が、使用済みの小型家電を集める体制を整えることになりました。
集められた家電製品は、専門のリサイクル施設で分解され、有用な材料が分別されます。例えば、金属部分は溶解して再利用されるほか、プラスチックやガラスも可能な限り再生利用の途に供されます。こうした資源の回収と再利用により、新たな資源の採掘を抑え、環境保護に寄与しています。
また、この取り組みは、資源小国である日本において重要な意味を持っています。貴重な資源を国内で最大限に活用することで、資源の輸入依存度を下げる効果も期待されています。消費者としては、使用済みの小型家電を正しくリサイクルすることが、これらの目標に寄与する行動となるのです。