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6月10日 ヘルスケアオープンイノベーションデー

 6月10日はヘルスケアオープンイノベーションデー。ヘルスケアイノベーションを生み出すためには企業や研究機関など業界を超えたコラボレーションが重要であるとの考えのもと、記念日を通してイノベーションへの投資意思を明確にするとともに、さまざまなパートナーを募っていくという同グループの姿勢を示すことが目的。

 イノベーションを追求し、医療の発展に貢献することを目指すヘルスケアカンパニーのジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ヘルスケアイノベーションで人々が健康でいられる時間を一日でも長くなるようにという願いを込めて「時の記念日」と同じ、6月10日とした。

 また、健康寿命延伸に寄与するアイデアを募るコンテスト(クイックファイアーチャレンジ)の日本における初の受賞者発表の日が2023年6月10日であることもその由来。

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 ヘルスケアオープンイノベーションとは、医療技術やサービスの向上を目的とした新しいアプローチです。このアプローチでは、異なる分野の専門家や企業、研究機関が協力し、医療の質を高め、効率を向上させるための革新的な解決策を生み出すことを目指します。この取り組みには、テクノロジーの進歩が大きく寄与しており、データ分析、AI、遠隔医療などが活用されています。

 たとえば、ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人グループが推進するスマート・ヘルシー・エイジング・イニシアティブ(SHAI)は、産官学が連携し、高齢化社会における健康寿命の延伸を図るためのイノベーションを推進しています。このイニシアティブは、日本における急速な高齢化問題に対する実践的な解決策を提供することを目的としており、様々なステークホルダーが連携することで、より効果的な健康管理や治療法の開発を目指しています。

 また、ヘルスケアオープンイノベーションの一環として行われるコンテストやチャレンジは、革新的なアイデアや技術を広く募るための有効な手段です。ジョンソン・エンド・ジョンソンが実施したクイックファイアー・チャレンジ(QFC)もその一例で、健康寿命を延ばすための斬新なアイデアを広く公募し、実現可能性が高いプロジェクトを支援することで、社会全体の健康増進を図ることを目指しています。

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