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7月1日 ファシリティドッグの日

 7月1日はファシリティドッグの日。「ファシリティドッグ」の存在と意義を広めることを目的に、認定 特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、2010年7月1日に「ファシリティドッグ」が日本で初めて静岡県立こども病院で導入されたことから、7月1日とした。

ファシリティドッグとは

ファシリティドッグの日
引用元:シャイン・オン・キッズ

 病院などの医療施設に常勤して、入院中の子どもやその家族の不安やストレスを軽減し、心の安らぎを与えるために特別に訓練された犬のこと。

◆◆◆

 ファシリティドッグは、医療施設に常勤し、小児がんや重い病気を抱える子どもたちをはじめとする患者さんやその家族への心のケアを行う専門訓練されたセラピードッグです。これらの犬は、特定の病院で勤務し、患者さんの治療やリハビリテーションをサポートする重要な役割を担っています。犬とそのハンドラーは、臨床経験のある医療従事者で構成され、患者さん一人ひとりの状態やニーズに応じた介入を行います。

 ファシリティドッグが活動している病院では、患者さんの心の励みとなり、治療を前向きに捉えることができるようサポートしています。日々同じ犬が訪れることで、患者さんと犬の間には深い信頼関係が築かれ、様々な治療や処置に対する恐怖心を軽減することに貢献しています。痛みや恐怖を伴う検査や処置時の付き添い、手術室への同行、リハビリテーションの応援など、その活動範囲は広く、子どもたちのみならず、その家族や病院スタッフにも大きな支援を提供しています。

 ファシリティドッグの存在は、患者さんや家族にとって心の支えとなり、治療に対する前向きな姿勢を促すだけでなく、病院全体の雰囲気を明るくし、スタッフのモチベーション向上にも寄与しています。そのため、ファシリティドッグは医療現場における非常に重要な役割を果たしており、その価値は日々高まっています。

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