7月1日 井村屋あずきバーの日
7月1日は井村屋あずきバーの日。夏に健康によいあずきを使ったあずきバーを食べて多くの人に元気になってもらいたいと、井村屋グループ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、暑さが増す7月の初日であることと、古くから毎月1日にはあずきを食べる習慣があったことから、7月1日とした。
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あずきバーは、1973年に日本で生まれたアイスバーで、あずきをメインの原材料としています。その発想の原点は、あずきを炊く伝統的な技術を応用し、夏場でもあんこを楽しんでもらうために、「ぜんざいを凍らせたようなアイスはできないか」という問いからスタートしました。シンプルながらも厳選された原材料(砂糖、あずき、水あめ、コーンスターチ、食塩)を用い、余分な添加物を加えずに製造されているため、あずき本来の自然な味わいが特徴です。
驚くべきは、このあずきバーを温めると、ぜんざいのように変化し、お餅を加えることで更に伝統的な和スイーツの風味を楽しむことができる点です。また、お赤飯を作るなど、多彩なレシピに応用可能なことから、単なるアイスバーを超えた多目的な使い方が提案されています。
あずきバーの誕生以来、日本国内のスーパーの9割で販売されており、夏場にあんこの消費を促進するという当初の目的を遥かに超え、年間を通じて多くの人々に親しまれているロングセラー商品となっています。その成功は、日本の伝統的な味を尊重しつつ、新しい食の楽しみ方を提案した点にあります。シンプルでありながらも深い味わい、そして驚きの変身能力を持つあずきバーは、日本の夏の風物詩として、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。