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7月7日 アルティメットの日

 7月7日はアルティメットの日。アルティメットの競技の魅力と楽しさ、認知度の向上などを目的に、特定非営利活動法人日本フライングディスク協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、アルティメットが7人対7人で行う競技であることと、WFDF2012世界アルティメット&ガッツ選手権が2012年7月7日から大阪府堺市で開催されることから、7月7日とした。

アルティメットとは

 

 フライングディスクを投げ、パスをつないで相手のエンドゾーンでキャッチをすると得点になるスポーツ。1960年代後半にアメリカで誕生した。

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 アルティメットは、フライングディスクを使用したチームスポーツで、1968年にアメリカのニュージャージー州にあるコロンビア高校の高校生ジョエル・シルバーによって考案されました。このスポーツは、7人制のチームが対戦し、100メートル×37メートルのフィールド上でディスクをパスしながら相手チームのエンドゾーン内でキャッチすることで得点を獲得します。特にディスクの飛行特性を活かしたプレーが特徴で、選手には高度なディスクコントロール技術とともに、スピードや持久力も求められます。

 アルティメットの最大の魅力の一つは、スポーツマンシップを重視した「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」という理念に基づく自己審判制(セルフジャッジ)です。この制度により、プレーヤー自身がルールに基づいたフェアなプレーを行うと同時に、審判の役割も担います。試合中に発生するルール違反や異議に関しては、選手同士で話し合い解決を図ります。このプロセスによって、互いの尊重と理解を深めることができ、競技の公平性を保ちながらも、スポーツ精神を育む環境が提供されています。

 アルティメットは、世界中で愛されるグローバルスポーツであり、国際大会や地域大会など、様々なレベルでの競技が活発に行われています。選手たちはディスクを用いたダイナミックなプレーで観客を魅了し、身体接触を禁じるルールのもとで、技術と戦略が要求されるスポーツとして、多くの人々から支持されています。アルティメットが提供する、フェアプレーとチームワークの精神は、ただのスポーツを超えた、人々を繋ぐ大きな力となっています。

記念日とかいろいろ

スポーツの記念日