7月7日 クールアース・デー
7月7日はクールアース・デー。消灯による電力消費量の抑制と地球温暖化問題の啓発を目的に2008年6月17日の第20回地球温暖化対策推進本部において制定された。
クールアース・デーについて
2008年のG8サミット(洞爺湖サミット)が日本で7月7日の七夕の日に開催されたことを契機として、同年6月9日の福田内閣総理大臣のスピーチ「『低炭素社会・日本』を目指して」で提唱されたもので、日本の率先した行動を世界に発信するという狙いを持っている。天の川を見ながら、地球環境の大切さを日本国民全体で再確認し、年に一度、低炭素社会への歩みを実感するとともに、家庭や職場における取組を推進するための日。
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クールアース・デーは、2008年のG8洞爺湖サミットの開催をきっかけに、日本が地球環境に関する意識を高め、低炭素社会への移行を目指すために提唱した記念日です。毎年7月7日、日本中で地球環境の大切さを再確認し、家庭や職場で低炭素社会への取り組みを推進する日とされています。
この日は、伝統的な七夕の行事と結びつけ、環境意識の向上を図るとともに、具体的な行動として「COOL CHOICE」キャンペーンが提案されています。このキャンペーンは、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買い替えや、サービスの利用、ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に資する賢い選択を促すものです。
さらに、環境省による「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」も、地球温暖化対策の一環として実施されてきましたが、LED照明の普及などにより、その形式は変化しています。それでも、省エネ性能の高いLED照明の使用や、日常生活におけるCO2削減の実践は、クールアース・デーの精神を体現する行動として引き続き推奨されています。
クールアース・デーは、日本から世界へ向けて地球環境への配慮と行動を促す重要な日として、これからも私たちの生活の中で意識していくべき日であることが伺えます。一人ひとりができることから始め、地球環境の保全に貢献していきましょう。