7月8日 なはの日
7月8日はなはの日。ラジオ沖縄の人気番組「那覇が好き」のリスナーグループ那覇が好き友の会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
沖縄県那覇市をを愛する人々が心をひとつにして手づくりのまちおこしを考える日で、現在では官民一体となって活動を行っている。
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「なはの日」は1999年(平成11年)に始まり、那覇を愛する市民によって提唱された、地域愛とまちおこしの精神を体現する日です。毎年7月8日を中心に、那覇市全域で様々なイベントが開催され、市民一人ひとりが那覇の未来のためにできることを考え、行動に移す契機となっています。
イベントは、歴史や文化を楽しむものから、地域交流や親子で楽しめる教室まで、幅広く展開されます。例えば、琉球王国時代の那覇のまちなみや人々の暮らしを絵図や屏風絵を通して紹介する展示や、世界遺産である識名園や玉陵を無料で公開する日が設けられます。また、那覇市歴史博物館では、王朝文化と都市の歴史をテーマにした特別展が開かれ、「なはの日」の無料開館が行われます。
この他にも、地域の子どもたちが夏休みを利用して様々な体験をするためのイベントや、スポーツ体験、絵画教室など、教育的な価値も高いプログラムが多数用意されています。市民が主体となって開催される「なはの日」は、地域の結束を深めるとともに、那覇の魅力を再発見する機会を提供しています。
このように、「なはの日」は那覇市の歴史と文化、未来に向けた市民の意識を高めるための重要な日であり、市民や訪れる人々にとって忘れられない一日となっています。市民一人ひとりが「なはの日」を通じて、那覇への愛と誇りを深め、未来への貢献を考える素晴らしい機会となっています。