7月10日 ブナピーの日
7月10日はブナピーの日。2002年7月10日、ブナシメジを品種改良したホワイトぶなしめじの「ブナピー」が発売されたことから、発売元のホクト株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
ブナピーとは
ブナシメジの色の白いもの同士を交配して誕生した白いきのこ。プルンとした歯応えとツルンとした喉ごしが特長。甘みがあり、きのこ特有の苦味が少ない。
血中コレステロールを低下させて動脈硬化を抑制する効果や、免疫力の向上に有効な成分も確認されている。
◆◆◆
ブナピーは、ホクト株式会社によって開発された白いブナシメジの新品種です。このきのこは、同社のバイオテクノロジー開発施設で、紫外線照射によって交配された「ホクト8号菌」と「ホクト12号菌」から生まれました。開発プロセスにおいては、選抜された菌株の増殖と特性の調査を繰り返し、その結果、2002年4月に栽培が開始され、同年7月に「ブナピー」という商品名で市場に投入されました。この新品種は見た目の美しさと独特の食感が評価され、ホクトの主力商品となりました。
ブナピーは「ホクトシロ1ゴウキン(ホクト白1号菌)」という和名で農林水産省に品種登録されており、プルンとした歯ごたえとツルンとした喉ごしが特徴です。きのこの甘みがあり、苦味が少ないため、子供でも食べやすいと人気があります。色の白いブナシメジを交配して生まれたこの真っ白なきのこは、主菜や副菜、お菓子まで幅広く使える汎用性を持っています。
約90日の生育期間を経て、安全で整えられた環境下で一株ずつ丁寧に育てられます。直径15cm程度で収穫され、冷やし麺やサラダ、デザートなど、さまざまな料理でそのぷるんとした食感を楽しむことができます。1株の重さは約100gで、品種改良によって生まれたブナピーは、きのこの新たな楽しみ方を提案しています。