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7月11日 ロコモコ開きの日

 7月11日はロコモコ開きの日。暑い日本の夏を乗り切るために、疲労回復、スタミナアップに役立つハワイの料理「ロコモコ」を、この日をキッカケにより多くの人に食べてもらうために、ハワイ州観光局が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(7)つのいい(11)日」という語呂合わせから、7月11日とした。

ロコモコとは

ロコモコ開きの日

 ハワイ料理の1つ。飯の上にハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけたもの。日本では丼に入れてロコモコ丼と呼ばれることが多い。

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 ロコモコは、ハワイ料理の一つで、そのシンプルな構成と豊かな味わいで広く愛されています。この料理は、白飯の上にハンバーグと目玉焼きを乗せ、その上からグレイビーソースやドミグラスソースをかけることで完成します。起源に関しては諸説ありますが、1940年代にハワイ島ヒロで「リンカーングリル」というレストランを営むナンシー・イノウエによって考案されたとされています。

 リンカーン・レッカーズ・スポーツクラブの10代のメンバーからの要望に応える形で生まれたこの料理は、サンドウィッチの代わりとなる、手頃で簡単に食べられるメニューとして始まりました。名前の由来は「Loco」がスペイン語で「イカレた者」または「Local」を意味する言葉として、そして「moco」にはハワイ語で「混ざる」という意味がありますが、料理名への直接的な関連は少なく、主に響きの良さから名付けられたと言われています。

 ロコモコは、そのシンプルさからさまざまなアレンジが可能で、地元ハワイだけでなく世界中で愛される料理となっています。ベースとなる飯、ハンバーグ、目玉焼きに加え、野菜やチーズ、さらには海鮮をトッピングするなど、多様なバリエーションが楽しめます。健康志向の強い現代でも、栄養バランスを考えたアレンジが試みられており、様々なシーンでの食事として親しまれています。