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~今日は何の日?~

7月15日 うらかわ夏いちごの日

https://www.sugafarm.com/
引用元:うらかわ菅農園

 7月15日はうらかわ夏いちごの日。「夏いちご(品種・すずあかね)」を、より多くの人に知ってもらうために、北海道浦河町が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(7)いちご(15)」の語呂合わせから、7月15日とした。

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 「すずあかね」は、2010年に品種登録された夏から秋にかけて栽培される四季成りイチゴの一種です。この品種は、夏イチゴ同士を交配して生まれ、主に北海道、東北、長野、岐阜などの地域で栽培されています。特に、庄田農園などでは7月から10月頃に収穫されることが多いです。一般的なイチゴが12月から5月頃に出荷されるのに対し、「すずあかね」は夏から秋にかけての市場にイチゴを提供する役割を担っています。

 「すずあかね」の果実は丸みを帯びており、色は濃い赤色で果肉は白く、空洞が少ないのが特徴です。この品種が飲食店やケーキ屋さんに主に出荷される理由は、その希少性と流通の性質にあります。スーパーや八百屋を通して一般消費者の手に渡ることは少ないものの、ケーキのトッピングなどを通して多くの人が知らず知らずのうちに味わっている可能性があります。

 「すずあかね」がケーキなどの製菓素材として高く評価される理由は、その味わいやイチゴらしい甘酸っぱい香り、製菓に適した絶妙な大きさ、そして視覚に訴える鮮やかな色にあります。これらの特性は、食べる前から美味しさを予感させ、生食はもちろんのこと、生クリームやスポンジと組み合わせた際にもそのポテンシャルを発揮します。

 四季成りイチゴとして夏から秋にかけての時期に栽培・収穫される「すずあかね」は、イチゴの新しい楽しみ方を提供しています。夏イチゴとしての位置づけながらも高い品質と風味を持ち、製菓材料としての使用に留まらず、その美味しさを直接味わうことで、四季を通じたイチゴの楽しみを広げています。

夏いちごの豆知識

 夏いちごとは、その名の通り夏でも実を付ける苺のこと。冬のいちごと比べてやや酸味が強いの が特徴で、甘酸っぱい爽やかさは夏にぴったり。果実が硬くて香りも良く、日持ちがするので製菓用としても評価 が高い。浦河では「すずあかね」という品種を主に生産している。

記念日とかいろいろ

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