カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

7月16日 虹の日

 7月16日は虹の日。この日を人と人、人と自然などが、七色の虹のように結びつく日にしようと、デザイナーの山内康弘氏が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、七色(716)」の読む語呂合わせと、梅雨明けのこの時期には空に大きな虹が出ることが多いことから、7月16日とした。

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 虹の日は、単に自然現象である虹を楽しむことを越え、それを私たちの共通のアイコンとして位置付け、多角的なシーンで虹を作り、架けあう活動を目的としています。この日は、純粋に自然が作り出す虹の美しさを楽しむと同時に、虹をテーマにした様々なクリエイティブな表現を共有し合い、大切な自然への感謝の気持ちを具現化する機会となっています。

 また、虹の日の活動は、年長者が持つ豊富な経験や特技を活かし、次世代へ伝承すること、そして無償のボランティア精神をもって次世代を支援し続けることにも重点を置いています。音楽をはじめとする芸術活動の支援を通じて、未来へ希望のメッセージを架ける試みも虹の日の重要な側面の一つです。

 この虹の日は、自然と人、人と人、心と心を結ぶ虹を作るという理念のもとに、環境保護活動や社会貢献、そして様々な世代間の交流を促進する日です。例えば、脱炭素社会問題やマイクロプラスチック削減問題への参加協力、虹をテーマにしたアート作品の共有、さらには次代を担う子どもたちへの支援活動など、虹の日には様々な形でのアクションが展開されます。

 こうした活動を通じて、虹の日は私たち一人一人が集まり、力を合わせて世界へ希望の虹を架ける日となります。小さな一粒一粒の滴が集まり、ナナイロに光り輝き出すように、人々の心が結ばれ、大きな希望の虹を作り出すことができるのです。それはやがて、感動や夢を与える大きく美しい虹になり、世界に新たな希望と喜びをもたらすでしょう。