7月27日 スイカの日
7月27日はスイカの日。夏を代表する果物のスイカ。その縞模様を綱に見立て、7月27日の727を「夏の綱」と読む語呂合わせからスイカ愛好家らが制定した。
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スイカは、夏の代名詞とも言える果物で、そのジューシーで甘い味わいは多くの人々に愛されています。スイカの約90%以上が水分で構成されており、暑い季節に水分補給としても最適です。さらに、スイカには風邪の予防や髪と皮膚に良いカロチンや、利尿作用のあるシトルリンやカリウムが豊富に含まれています。
スイカの種には、白い種と黒い種の2種類がありますが、これは異なる種類の種ではなく、白く柔らかい種が成長して黒く硬い種に変化する過程を示しています。これらの種はたんぱく質と脂肪分で構成されており、海外では炒って食べる習慣がある国もあります。種取りの手間を省きたい場合には、種なしスイカを選ぶと良いでしょう。
スイカは、ヘチマやキュウリと同じウリ科の植物です。このウリ科の特徴として、皮にしわがあることが挙げられます。スイカの場合、黒い縞模様がそのしわの一形態と考えられています。この縞模様に沿ってスイカを切ると、種が多く並んでいることが確認できます。これは、黒い縞模様が種の形成される場所にできているためです。
スイカを選ぶ際のコツとして、重さを感じるものや、底面に黄色い部分(熟して地面に接していた証)があるものを選ぶと良いでしょう。また、たたいた時に中から「コンコン」という空洞の音がするものは、熟して甘い可能性が高いです。
スイカはそのまま食べるだけでなく、サラダやデザート、ドリンクなど様々な料理に活用できる万能な果物です。スイカを使ったレシピを試してみることで、夏の食卓をより一層楽しむことができるでしょう。