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~今日は何の日?~

7月28日 世界肝炎デー

 7月28日は世界肝炎デー。B型肝炎・C型肝炎の世界的認識を高め、予防・検査・治療を促進することを目的に、WHOが制定した。
 英語名は、"World Hepatitis Day"。

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 この日は、肝炎の研究に多大な貢献を果たし、B型肝炎ウイルスの発見者であるバラウチ・ブルームバーグ博士の誕生日にちなんで制定されました。2010年に世界保健機関(WHO)が制定し、2011年から祝われるようになりました。制定の背景には、肝炎が世界的な公衆衛生上の重要な問題であり、その予防や診断、治療に関する認識を高めることが求められたからです。

 この記念日の重要性は、肝炎に対する認識を高め、感染者への支援や予防策の推進を促進することです。肝炎は、肝臓に重大な損傷を与える可能性があり、肝硬変や肝臓がんなどの慢性疾患につながることがあります。この問題に対処するために、感染の早期発見や治療、予防策の実施が重要とされています。

 World Hepatitis Dayの目標は、肝炎に関する情報や知識を普及させ、感染予防や診断、治療へのアクセスを向上させることです。また、肝炎に対するスティグマや差別の撤廃を目指し、感染者に対する理解と支援を促進することも大切な目的とされています。

 World Hepatitis Dayに関連する取り組みは、世界各地で実施されています。これらの取り組みには、啓発キャンペーン、セミナーやワークショップ、肝炎の検査や予防接種の無料提供、コミュニティベースの活動などが含まれています。これらの活動を通じて、人々の肝炎に対する認識が高まり、感染者やリスクを抱える人々へのサポートが提供されることが期待されています。また、政策立案者や医療従事者との連携を通じて、肝炎対策のための資源や支援が提供されています。

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