7月5日 穴子の日
7月5日は穴子の日。穴子にはうなぎと同様にビタミンA、ビタミンB類が豊富に含まれており、夏バテや食欲減退防止などの効果が期待できることから「土用の丑の日」のように「穴子を食べる日」として定着させようと、エビ、穴子、サバ、タコ、イカなど、水産加工品の食品卸売を手がけるハンワフーズ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「あ
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アナゴはその独特な生態と風味で知られる、海水生活を送る魚です。この生物は、海底の泥や砂地、時には岩礁付近の潜伏場所を好み、その名前も「穴に潜む姿」から来ています。アナゴの中でも特に料理に使われるマアナゴは、浅い海の砂泥底に生息し、日本のお寿司屋さんをはじめ、世界中の多くの食文化で珍重されています。
アナゴの体色は薄茶色で、その表面には特徴的な薄い斑点が散らばっています。一見、うなぎと似ていますが、顕著な違いがあります。うなぎは下あごが前に出ているのに対して、アナゴは上あごがより前に出ているのです。この差は両者を見分ける際の重要な手がかりとなります。
アナゴはその淡泊でさっぱりした味わいが特徴で、煮物や天婦羅など、様々な料理法で美味しく頂けます。特に甘いタレで煮込んだアナゴは、日本料理の中でも特に人気のある食材の一つです。淡白ながらも、その味わいは独特の旨みを持っており、多くの人々に愛されています。
栄養面では、アナゴはうなぎよりビタミンの含有量は少ないかもしれませんが、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれており、カロリー、炭水化物、脂質が低めであるため、健康的な選択肢としても注目されています。これらの特性はアナゴを、美味しさだけでなく、栄養面でも魅力的な食材にしています。
夜行性であり、そのほとんどの時間を海底で静かに過ごすアナゴは、海の生態系の中で独特のニッチを占めています。食文化においても、そのユニークな特性が多くの料理を通じて表現され、私たちに豊かな食体験を提供してくれます。アナゴはただの海の生き物ではなく、その生態、美味しさ、栄養価のすべてを通じて、人々に喜びと健康をもたらす素晴らしい贈り物なのです。
記念日とかいろいろ
7月の記念月間など
7月の記念週間など
魚の記念日
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- イトウの日(1月10日)
- ひものの日(1月10日)
- ニゴロブナの日(2月5日,6日,7日)
- 木曽路「ふぐの日」(2月9日)
- さかなの日(3月7日)
- サバの日(3月8日)
- アジフライの日(3月21日)
- 日南一本釣りかつおの日(3月21日)
- 鯉の日(5月1日)
- しらすの日(5月4日)
- うなぎの未来を考える日(5月22日)
- ごろっとサーモンの日(5月10日)
- 鮎の日(6月1日)
- 全国なまずサミット・なまずの日(7月2日)
- 日本なまずの日(7月10日)
- 穴子の日(7月5日)
- 生サーモンの日(7月30日)
- タツノオトシゴの日(7月7日)
- はもの日(8月3日)
- 焼きふぐの日(8月29日)
- 小浜水産グループ・カンパチの日(8月8日)
- 中津ハモの日(8月30日)
- エイの日(8月1日)
- のどぐろ感謝の日(9月6日)
- あんこうの日(10月22日)
- 九州あご文化の日(10月15日)
- イワシの日(10月4日)
- いい岩魚(イワナ)の日(10月7日)
- おいしいあなごの日(11月5日)
- 釧路ししゃもの日(11月7日)
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- 鮭の日(11月11日)
- いいフグの日(11月29日)
- おいしい魚「アイゴ」を食べる日(11月5日)
- ニシキアナゴの日(11月11日)
- ヘコアユの日(11月11日)