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~今日は何の日?~

7月7日 橋本会計の安心会計の日

橋本会計の安心会計の日

 7月7日は橋本会計の安心会計の日。お客様が安心して会計業務を任せられる「安心会計宣言」を経営セミナーや開業セミナーなど日々の研鑽に繋げていくことを目的に、東京都港区の歯科医院専門の会計事務所税理士法人橋本会計が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、信頼し任せられ、末永いお付き合いのためには良い出会いが大切との思いから、年に一度、織姫と彦星が出会う「七夕の日」と同じ、7月7日とした。

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 会計業務は、企業活動におけるお金の流れ、つまり収入と支出を正確に記録し、管理するための一連の作業を指します。この業務は、企業における財務健全性の確保、効率的な資源の配分、そして経営上の意思決定の支援など、多岐にわたる目的で行われます。会計業務の核心には、正確で透明性の高い財務情報の提供があります。この情報は、企業内外の様々なステークホルダーによって利用され、企業の経済的状態を評価する上で不可欠です。

 会計業務は大きく「財務会計」と「管理会計」に分類されます。

 財務会計は、主に外部ステークホルダー向けに、企業の財務状況や業績を公正に報告することを目的としています。これには、法律や会計基準に基づいて作成される決算書の開示が含まれ、投資家や取引先、税務当局などがその企業の財務健全性や収益性を評価するために利用されます。

 一方、管理会計は内部管理を目的とし、経営陣がより効果的な意思決定を行うための情報を提供します。これには、コスト管理、予算計画、業績評価などが含まれ、企業の戦略的な目標達成を支援するために利用されます。

 会計業務の基本となるのは、仕訳帳や総勘定元帳といった「主要簿」と、現金出納帳や得意先元帳などの「補助簿」です。仕訳は、日々の経済活動を会計上の言葉で記録する作業であり、これらの帳簿には企業のあらゆる金銭的取引が記録されます。決算は、これらの記録を集計・加工し、企業の財務状態や業績を反映した財務諸表を作成する作業です。

 会計業務の目的は、「外部への開示」、「税金の計算」、「内部の管理」の3つに大別されます。外部への開示は、ステークホルダーが企業の財務状態を把握するために必要な情報を提供することを指し、税金の計算は、正確な税負担を算出し納税義務を果たすために行われます。内部の管理は、企業が自らの経営状態を評価し、将来の戦略を立案するための基盤となります。

 経理、財務、会計は密接に関連しながらも、それぞれ異なる側面を持っています。経理は会社の日常的なお金の流れを管理する業務、財務は資金調達や資金運用を中心とした業務、会計は経済活動を数値で記録し報告する業務として理解されます。これらの業務は、企業が健全な財務状態を維持し、持続可能な成長を遂げるために不可欠です。

記念日とかいろいろ