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7月22日 夏ふーふースープカレーの日

夏ふーふースープカレーの日
引用元:ベル食品

 7月22日は夏ふーふースープカレーの日。スープカレー商品の最需要期である夏に、ふーふー汗を書かきながらスープカレーを食べてもらい、その美味しさを知ってもらおうと、ベル食品株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(7)ふーふー(22)」の語呂合わせから、7月22日とした。

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 スープカレーは、日本のカレー料理の一つで、2000年代に札幌市を中心にブームとなった。スパイスの香り、刺激、辛みのきいたサラサラとしたスープと、大振りの具材が特徴です。この料理は、1971年に札幌市に開店した喫茶店「アジャンタ」の「薬膳カリィ」から発展したとされ、札幌発祥の店舗が北海道内外、さらには海外に進出するほどの人気を博しています。

 スープカレーの魅力は、その多様性にあります。札幌市内だけでも200店以上のスープカレーを提供する店が存在し、各店は独自のレシピで個性を競い合っています。具体的には、スリランカ共我国や木多郎といった初期の店舗から、マジックスパイスに代表される第1世代の店舗、そして第2世代の店舗に至るまで、様々な形でスープカレーが提供されており、熱狂的なファンを持つほどです。

 また、スープカレーの普及には、メディアやガイドブック、インターネットの影響も大きく、特に『カレー賛昧』のようなガイドブックの発行や、樺沢紫苑の『北海道スープカレー読本』などがブームを加速させました。さらに、マジックスパイスの横濱カレーミュージアムでの出店や、タレントの大泉洋によるスープカレーへの言及が全国的な知名度を高める要因となりました。

 スープカレーは、その発展の過程で、札幌の地域性を超え、日本全国、さらには海外にもその魅力を広めていきました。スープカレーのバリエーションや店舗の多様性は、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。そして、この料理が長い時間をかけて育まれ、現在に至るまで人々に楽しまれていることは、食文化の豊かさを象徴する事例とも言えるでしょう。

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