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7月4日 和服・洋服お直しの日

和服・洋服お直しの日

 7月4日は和服・洋服お直しの日。和服や洋服を小物などにリメイクしたり、和服を洋服に、洋服を和服に仕立て直したりする仕立て直しの文化を継承していくために、ハリウッド・ジュエル・アカデミーの高橋鎮雄氏が制定した。

 日付は、直し(704)」の語呂合わせから、7月4日とした。

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 和服や洋服をリメイクしたり、仕立て直すことは、既存の衣類に新たな命を吹き込み、個性あふれるファッションを楽しむ素晴らしい方法です。このアプローチは、サステナビリティやエコフレンドリーなライフスタイルへの関心が高まる中、特に注目を集めています。和服を洋服に仕立て直したり、その逆に洋服を和服のデザインにリメイクすることで、一点物のアイテムを生み出し、長く愛用することができます。

 和服のリメイクや仕立て直しでは、たとえば着物や帯を使用してワンピース、スカート、シャツ、バッグ、アクセサリーなど、日常で使いやすいアイテムに生まれ変わらせることができます。これにより、伝統的な和服の美しさを現代のファッションに取り入れることが可能となります。また、和服の生地は、その繊細な柄や上質な素材が特徴であり、リメイクすることでその魅力をより身近な形で楽しむことができます。

 一方、洋服を和服に仕立て直すこともあります。たとえば、古着の洋服から素材を再利用して作られる和装小物や、モダンなデザインの浴衣などがそれにあたります。このような仕立て直しは、新しいスタイルを生み出すだけでなく、文化間の融合を象徴するファッションとしても魅力的です。

 仕立て直しやリメイクを通じて、衣類に新たな価値を与えることは、消費文化における意識の変化を反映しています。それは、物を大切にし、長く使うことの大切さや、自分だけのオリジナリティを大切にする心を育むことにもつながります。さらに、仕立て直しやリメイクは、ファッションにおける自己表現の幅を広げ、個々人のスタイルをより豊かにすることに寄与します。このような活動は、伝統と革新の融合から生まれる新たな美の形を私たちに提供してくれます。

記念日とかいろいろ

衣服の記念日