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7月7日 乾麺の日

乾麺の日

 7月7日は乾麺の日。乾めんの消費拡大を目的に、全国乾麺協同組合連合会全国乾めん普及協議会が1982年に制定した。

 日付は、七夕は冷や麦や素麺の季節であることから、7月7日とした。

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 乾麺は、小麦粉やそば粉に水や食塩などを加えて練り合わせた生麺を乾燥させて作られる、常温で長期保存が可能な食品の総称です。この乾燥プロセスにより、麺は保存性が高まり、さまざまな料理で利用できるようになります。乾麺には大きく分けて、機械製乾麺と手延素麺類があり、これらは半生麺を含むことが特徴です。

 乾麺の起源は、およそ1200年前に遡ります。その始まりは、素麺の源流である索餅(さくへい)にあります。索餅は、奈良時代に中国から日本に伝わり、小麦粉や米粉に塩水を混ぜて引き延ばし、縄のようにより合わせた食べ物でした。この索餅が索麺(さくめん)、素麺へと発展し、乾麺の原型となったとされています。索餅や麦縄の言葉は、奈良時代から鎌倉時代の文献に記されており、乾麺の歴史は古くからのものであることがわかります。

 室町時代になると、素麺師という専門職が登場し、京都では素麺屋が軒を並べていたと伝えられています。さらに、室町後期から江戸初期にかけて、素麺の産地として播州や三輪などが名を馳せ、各地で独自の麺づくりが始められました。蕎麦が一般的に食べられるようになったのは江戸時代に入ってからで、それまでは素麺やうどんが主流でした。

 乾麺の製造技術の発展により、日本の食文化における麺の種類は多様化し、保存性や利便性が向上しました。全国各地で生産される乾麺は、地域ごとに異なる特色や銘品を生み出し、日本を代表する伝統食品として根付いています。乾麺の多様性とその背景にある歴史は、日本の食文化の豊かさを物語っています。

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