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8月2日 ビーズの日

 8月2日はビーズの日。ビーズやビーズアクセサリーの素晴らしさ、手作りアクセサリーの楽しさを多くの人に知ってもおうと、ビーズアクセサリーキットの販売を手がけている桃源郷株式会社ビーズマニアが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「82」が「B2(ビーズ)」に見えることから、8月2日とした。

ビーズについて

ビーズの日

 ビーズ(beads)は、装飾や手芸などに用いる穴の開いた小さな玉。数珠玉、南京玉と呼ばれることもある。特にガラス製のものはとんぼ玉と呼ばれる。多くのものは直径1センチメートル以下で、球形や円筒形の物が多いが、花形や星形など様々な種類がある。

 ビーズの歴史は古く、世界各地にでその文化は誕生していた。特に、イスラエルとアルジェリアの遺跡から穴の開いた3つの貝殻が発掘され、人類最古となる10万年前のビーズとも言われている

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 ビーズは、装飾や手芸、子供向け玩具として用いられる、穴が開いた小さな玉のことを指します。直径は10mm以下のものが多く、球形や円筒形のものが主流ですが、花形や星形など、多様な形状があります。素材にはガラスやプラスチックのほか、天然石、貝殻、真珠、珊瑚、動物の角や骨などが使用され、その装飾性と多様性から幅広く愛されています。

 ビーズの使用用途は多岐にわたり、衣服、鞄、靴、装身具(ネックレス、イヤリング、指輪など)、玩具などに使われます。特に、ネックレスやペンダントとしての使用が一般的であり、ビーズの色や形、組み合わせによって無限のデザインが可能です。また、マイクロビーズや発泡スチロールビーズはビーズクッションにも応用されています。

 ビーズの語源は、ヨーロッパのキリスト教圏でロザリオに使用される数珠玉に由来しており、装身品としてのビーズは世界各地で古くから存在していました。特に、古代インダス文明では高度な加工技術でビーズが製造され、メソポタミアにも輸出されていました。また、古代エジプトではファイアンスで様々な形のビーズが作られ、装飾品として広く用いられていました。

 現代では、ビーズの流行は時代と共に変遷しており、スワロフスキー全盛期を経て、現在はビンテージビーズや天然石ビーズが人気を集めています。これらのビーズは一粒ずつが個性を持ち、現代の工業生産品とは異なる魅力を放っています。ビーズ手芸は、日本でも大正時代末から紹介され、多くの人々に愛されている伝統的な趣味の一つです。