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8月4日 パチスロの日

 8月4日はパチスロの日。パチスロを広く社会にアピールし、全国のパチスロファンに感謝する日とするために、業界団体の日本電動式遊技機工業協同組合回胴式遊技機商業協同組合が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(8)(4)スロ」と読む語呂合わせから、8月4日とした。

パチスロについて

パチスロの日

 海外の大型スロットマシンがパチスロ機の原型と言われており、その海外の大型スロットマシンが輸入・発表された年が東京オリンピック開催年と同じだったことから、それにちなんで日本ではオリンピアマシンという名称で普及した。その後、ホールに設置するためにパチンコと大きさを合わせた『箱型筐体機』や、『3メダル5ライン機』など、様々な発明・改良が加わり、パチンコとスロットの両方から名をとって『パチスロ』という名称になっていった。

 今ではほぼパチスロとしか呼ばれなくなったが、現在でも正式名称は「オリンピアマシン」である。

 法律上は「回胴式遊技機」という。

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 パチスロは、日本の遊技機であり、「パチンコ型スロットマシン」とも呼ばれます。法律上は「回胴式遊技機」と称されており、1981年4月に「オリンピアマシン」とすることが業界で決定されています。遊技機としてのパチスロは、保安通信協会(保通協)による型式試験に合格している必要があります。

 パチスロとカジノのスロットマシンとの大きな違いは、パチスロが遊技者がストップボタンでリールを停止させる点にあります。これは、遊技結果に対する遊技者による技術介入を可能にするためです。パチスロ機の初期はカジノ向けに生産されたスロットマシンを流用していましたが、後にパチンコ台に設置しやすい筐体が開発されました。

 パチスロは、主に第4号営業店(パチンコ店等)に設置されています。パチスロの魅力の一つは、「ある程度の技術介入」が可能であることで、出玉に大きな影響を与えることができます。遊技者の技術や知識によって結果に差が出やすい遊技性が特徴です。しかし、そのシステムや遊技方法の理解にはある程度のハードルがあります。

 パチスロの貸メダル料金は1枚20円以下と定められていますが、消費税の影響により、1000円での貸出枚数が変動することがあります。また、2000年代以降は貸メダル料金を低く抑えるサービスが広まり、1〜2円/枚での貸出を行う例も見られます。

 日本全国で栽培されているパチスロは、特に北海道が全国の作付面積の約7割、収穫量の約8割を占めています。パチスロの歴史は慶長年間にオランダ人によって日本に伝わったとされ、その後、日本で独自の進化を遂げてきました。パチスロは現在も多くの人々に愛され、遊技文化の一環として広く普及しています。

記念日とかいろいろ