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~今日は何の日?~

8月7日 RAINBOW RIBBON DAY

 8月7日はRAINBOW RIBBON DAY。保護された犬、猫が亡くなるまで飼うことの大切さを伝え、保護された犬、猫の里親への譲渡が進むことを願う日とするために、大阪府大阪市の辻尾ゆみ子氏が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、リボンの形の「8」と虹の七色の「7」から、8月7日とした。

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 保護された犬や猫は、過去にさまざまな理由で家族を失ったり、捨てられたりした動物たちです。彼らにとって、新たな家族との出会いは、ただの「再スタート」ではありません。それは、彼らがこれまでに経験してきた痛みや孤独からの解放であり、愛情に包まれた安心できる場所へと導かれる瞬間なのです。

 保護された犬や猫を亡くなるまで飼うことの大切さは、言葉では表現しきれないほど深いものがあります。それは、命の尊さを理解し、彼らが持っている無償の愛に応えることでもあります。一度家族として迎え入れたならば、その責任を最後まで果たすことは、私たち人間に課せられた大きな使命であり、彼らが安心して生きていける環境を提供することが、何よりも重要なことなのです。

 里親として保護された犬や猫を迎えることは、決して容易な決断ではありません。しかし、その一歩が、多くの犬や猫が幸せな生活を送るための扉を開く鍵となります。私たちの温かな手が、彼らを暗闇から光へと導き、新たな人生の始まりを告げるのです。犬や猫たちが抱える悲しみや恐怖を理解し、愛情深く接することで、彼らは徐々に心を開き、かけがえのない家族の一員へと成長していくでしょう。

 保護された犬や猫の里親への譲渡が進むことを心から願います。それは、ただ単に犬や猫を救うことだけではなく、私たち自身が真の愛とは何かを学び、成長できる機会でもあるのです。彼らとの出会いが、私たちの人生に新たな色彩を加え、互いに支え合いながら、共に歩む幸せな時間を紡ぎ出していくでしょう。

レインボーリボンとは

 RAINBOW RIBBON (レインボーリボン)とは犬、猫と里親の関係を虹色のリボンで結びついた希望の架け橋に例えたもの。