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8月8日 ドアリースの日

 8月8日はドアリースの日。季節ごとに玄関ドアに物語性のあるリースを飾り、暮らしに彩りと新しいおもてなしの文化を育むことを目的に、花の資材メーカーや販売会社などで構成され、「ひろげよう、ドアリースの環 Door Wreath Project<ドアリースプロジェクト>」を展開するドアリース普及委員会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、数字の8はリースのように途切れない形であることと、8月8日は一年で一番環が多い日であるという理由で、8月8日とした。

ドアリースとは

ドアリースの日
引用元:ドアリースプロジェクト

 その名の通り、ドアに飾るリースのこと。リースとは、花や葉などで作られた装飾用の輪っかの事で、古代ギリシャの「名誉と勝利の冠」が起源と言われている。森羅万象の神である太陽を象徴するものとして「幸運を呼ぶ」「永遠に命をつなげる」などの意味も持つ様になり、ヨーロッパでは古くから今日まで広く親しまれている。

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 ドアリースは、ドアに飾るためのリースのことで、花や葉、枝など自然の素材で作られた装飾用の輪っかを指します。その起源は、古代ギリシャに遡り、「名誉と勝利の冠」としての使用から始まりました。古代ギリシャでは、競技や戦いで勝利した者に対して、このようなリースが贈られ、名誉の証とされていました。

 また、リースは森羅万象の神である太陽を象徴するものとして古くから崇拝され、幸運を呼ぶ、永遠に命をつなげるといった意味を持つようになりました。このような背景から、ヨーロッパをはじめとする多くの地域で広く親しまれ、さまざまな形や素材のリースが年間を通じて使用されるようになりました。

 現代では、ドアリースは季節の変わり目や特別な祝日に合わせて、入口を飾るために使われます。クリスマスシーズンには、松やヒイラギ、赤いリボンやオーナメントで飾り付けられたリースが多く見られますが、春や夏には新鮮な花や緑の葉を使ったリースで、季節の訪れを祝うこともあります。

 ドアリースは、訪れる人への暖かい歓迎の意を表すと同時に、家の装飾としての役割も果たします。自分で作ることによって、個性的なデザインを楽しむことができ、また、季節感を取り入れたり、家族の伝統を形にする手段としても利用されます。永遠の命を象徴し、幸運をもたらすとされるリースは、今日でも多くの家庭で大切にされており、その美しさと意味を通じて、人々の心を豊かにしています。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日