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8月8日 醤油豆の日

 8月8日は醤油豆の日香川県醤油豆協議会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、醤油豆の由来が四国八十八カ所巡りのお遍路さんへの接待から始まったという説から、八十八カ所にちなんで8月8日とした。

しょうゆ豆について

醤油豆の日
引用元:ウィキペディアより

 香川県の郷土料理。乾燥したソラ豆を炒って、熱いうちにしょうゆに砂糖・とうがらしを入れた調味液に漬けて味をしみ込ませたもの。香川県では給食で出てくる事があるらしい。

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 醤油豆は、その名の通り、乾燥させたそら豆を醤油ベースの調味液で味付けした日本の伝統的なおつまみやおやつです。この豆菓子は、煎ったそら豆に醤油、砂糖、そしてほんのりとした辛味を加えることで、独特の甘辛い風味が生まれ、食べ始めると止まらなくなる美味しさを持っています。特に、煎ることで引き出されるそら豆の香ばしい香りと、口の中で感じるサクサクとした食感が魅力の一つです。

 その起源は、江戸時代の讃岐、現在の香川県に遡ると言われています。特に、小豆島で醤油の醸造が始まったことが関係しているという説があります。また、四国八十八ヵ所巡礼のお遍路さんへの接待食として、偶然誕生したというロマンティックなエピソードも残っています。これらの物語は、しょうゆ豆が地域の歴史や文化と深く結びついていることを物語っています。

 しょうゆ豆は年間を通じて楽しまれており、特におせち料理で黒豆の代わりに用いられることもあります。かつては、農家で稲作の裏作としてそら豆を栽培し、保存食としても重宝されていました。これは、そら豆が持つ自然の甘さと、醤油の香りが絶妙にマッチするためです。

 近年では、この伝統的な味を維持しつつ、真空パックでの販売や観光土産としての商品化が進んでいます。香川県の郷土料理として、スーパーマーケットや空港の売店などで手軽に購入でき、観光客にも人気があるのです。これらの取り組みは、しょうゆ豆の魅力を現代に伝え、次世代へと継承していくために欠かせないものとなっています。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日