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~今日は何の日?~

8月8日 地球歌の日

 8月8日は地球歌の日。生まれた国境や人種を越えて人々が歌い合う日とするために、歌手のすがはらやすのりが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、広島が被爆した日と長崎が被爆した日の間で平和への願いを込める意味と、丸を重ねた形の数字の8が二つ続く日から○い地球をイメージして、8月8日とした。

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 生まれた国境や人種を越えて人々が歌い合う瞬間は、世界が一つになる貴重な体験を私たちに提供します。音楽は、言葉が通じなくても、心を通わせることができる普遍的な言語です。異なる文化や背景を持つ人々が一つのメロディに合わせて声を合わせるとき、そこには壁など存在しません。その瞬間、私たちは皆、同じ人間であり、共感し合える心を持っていることを実感します。

 国際的な音楽フェスティバルや、世界各地で開催されるコンサートでは、多様な国の人々が集まり、音楽を通じて喜びを分かち合います。これらの場では、参加者たちは自分の国籍や人種を超えた共通の喜びを見つけ、新たな友情を育むことができます。歌は、平和や愛、希望のメッセージを伝える力を持ち、人々の心に深く響きます。それは、遠く離れた土地の人々も、同じ月を見上げ、同じ夢を見ることができる、ということを思い出させてくれます。

 また、合唱団やオーケストラなど、音楽を通じて協力し合う集団活動は、互いの違いを受け入れ、一致団結する大切さを教えてくれます。一つの曲を完成させるためには、各パートが調和し、お互いを尊重し合うことが不可欠です。このように音楽を通じて絆を深めることで、私たちはより豊かな人間関係を築くことができるのです。

 音楽を介して国境や人種を越えて人々が歌い合うことは、多様性を認め、互いを理解し合う橋渡しとなります。この素晴らしい力を持つ音楽を通じて、私たちはより包容力のある社会を築くことができるでしょう。世界中の人々が、心を一つにして歌い合う未来を夢見て止みません。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日