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8月10日 ハイボールの日

ハイボールの日

 8月10日はハイボールの日。ウイスキーをソーダで割って作るハイボールの美味しさを多くの人に味わってもらうために、サントリー酒類株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、8と10で「ハイボール」と読む語呂合わせと、夏の時期に一段と美味しい季節性から、8月10日とした。

 ちなみにサントリーのウイスキー「角瓶」は70年以上愛され続けており、誕生した10月8日は「角ハイボールの日」に制定されている。

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 ハイボールとは、ウイスキーをベースに炭酸水で割ったシンプルながら奥深いカクテルです。その名前は、ゴルフの「ハイボール」から来ているとも言われていますが、一説には炭酸でグラスが高く泡立つ様子から名付けられたともされます。

 基本的なハイボールの作り方は、まず冷えたグラスに氷をたっぷりと入れ、ウイスキーを注ぎます。その比率はウイスキー1に対してソーダ3から4とされていますが、お好みで調整するのが一般的です。ソーダを加えた後、炭酸が抜けないように、マドラーで垂直に軽く1回混ぜることが推奨されます。

 ハイボールの魅力はその爽快感にあります。ウイスキーの味わいが炭酸の刺激と合わさることで、食事の味を引き立てると同時に、飲みやすさも増します。また、氷を使わない「ネオハイボール」もあり、これはウイスキーとソーダを予め冷やして作る方法で、ウイスキーの味わいをよりダイレクトに感じられるスタイルです。

 ハイボールをさらに楽しむためには、レモンの皮をツイストして香りを添えたり、トニックウォーターやジンジャーエールをソーダの代わりに使うこともおすすめです。これにより、異なる風味や香りのアクセントを楽しむことができます。

 日本では、焼酎を使った「焼酎ハイボール」も非常に人気があり、このバリエーションは「チューハイ」と呼ばれています。また、バリエーションとして様々なフレーバーや追加成分を加えたハイボールも提供されており、さまざまな味の探求が可能です。

 このようにシンプルながらも多様な楽しみ方ができるハイボールは、世界中で愛され続けるカクテルの一つであり、その清涼感とウイスキーのコクが織りなす味わいは、多くの人々にとってお酒の楽しみ方を広げる一杯となっています。

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