カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

8月17日 パイナップルの日

パイナップルの日
引用元:Dole

 8月17日はパイナップルの日。パイナップルの美味しさをPRするために、株式会社ドールが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、パイナ(817)ップル」の語呂合わせから、8月17日とした。

◆◆◆

 パイナップルはその魅力的な風味と栄養価の高さから、世界中で愛されている果物です。特にビタミンCが豊富で、免疫機能の強化や美肌効果が期待されています。パイナップルの名前は、その外観が松ぼっくりに似ていることと、甘酸っぱい味がリンゴを思わせることから、「pine(松)」と「apple(リンゴ)」を合わせて名付けられました。

 沖縄県におけるパイナップルの歴史は、1868年に石垣島でオランダ船から漂着した苗が植えられたことに始まります。現在では沖縄を代表する特産品の一つとなっており、小さいながらも特有の甘さを持つ果実が栽培されています。昭和時代になってからは、より大きな果実を持つ品種が導入され、缶詰や生食用としての生産が盛んに行われるようになりました。

 パイナップルにはビタミンB1が含まれており、これが新陳代謝を促進し、疲労回復を助ける働きをします。また、クエン酸も豊富で、消化を助けることから食欲不振の改善にも有効です。さらに、不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、便秘の予防や解消にも役立ちます。その他、ブロメラインというたんぱく質分解酵素が含まれており、肉料理の柔らかくするための天然の肉柔らか剤としても使用されています。

 パイナップルはそのまま食べるだけでなく、ジュースやスムージー、デザートの材料としても幅広く利用されます。また、カレーや肉料理に加えることで、独特の風味とともに料理の味わいを引き立てることができるため、様々な料理のアクセントとしても重宝されています。沖縄では、暑い夏を乗り切るのにぴったりな、栄養満点で美味しいパイナップルが重宝されています。