8月18日 エスロハイパーの日
8月18日はエスロハイパーの日。暮らしを支える水道用ライフライン管材「エスロハイパー」の高性能と誕生20周年をアピールするために、積水化学工業株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、水の需要期の夏であることと、「
エスロハイパーとは
ポリエチレンで作られた水道管。柔軟性と伸縮性に優れており、地震による地盤の揺れに合わせて曲がるため、強い耐震性を持っている。耐久性については、①内圧・外圧 ②地震 ③残留塩素に対する耐久性について検討を重ね、100年以上の寿命を備えていることが検証されている。
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エスロハイパーは、ポリエチレンを主材料とした耐震型水道管であり、特に地震や地盤沈下などの災害時における水道インフラの安定性を高めることを目的として設計されています。この管材は100年以上の長寿命が期待されており、日本のような地震が頻発する地域において重要な役割を担っています。
エスロハイパーの最大の特徴はその柔軟性にあります。地盤の動きに対して柔軟に曲がることができるため、地震時に地面が大きく揺れても水道管が破裂するリスクを大幅に減少させることができます。また、接合部分は電気融着接合を採用しており、これにより接合部が引っ張られたり、大きく曲がったりしても抜けることがなく、漏水の心配がありません。
さらに、ポリエチレンは酸やアルカリ、塩素などの化学物質に対しても高い耐性を持っており、サビや腐食の心配がないため、地中に長期間埋設しても材質の劣化が少ないです。これにより、災害時だけでなく平常時においても清潔で安全な水を供給し続けることが可能です。
エスロハイパーは、その耐久性と安全性から多くの地域で導入が進んでおり、災害に強い水道インフラ構築の一環として高く評価されています。特に災害発生時には、飲料水だけでなく洗濯やトイレといった生活用水の確保が困難になることから、このような耐震管の重要性がより一層際立っています。