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8月21日 パーフェクトの日

パーフェクトの日

 8月21日はパーフェクトの日。1970年(昭和45年)8月21日、プロボウラーの中山律子選手が東京の府中スターレーンで開催されたプロ月例会の優勝決定戦で、女子プロボウラー初のパーフェクトゲームを達成したことから、中山選手のマネジメントを手がける株式会社マザーランドが制定し、日本記念日協会が認定した。

 そのゲームはテレビで放映され、その後の日本のボウリングブームに大きく貢献した。

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 中山律子は1942年10月12日生まれの日本のプロボウラーで、群馬県吾妻郡草津町の出身、その後鹿児島県で育ちました。彼女は女子プロボウリングの草分けであり、日本プロボウリング協会(JPBA)のライセンスNo.2を持つ1期生です。通算で33勝を挙げ、永久シードの資格を持つほどの輝かしい成績を収めています。また、彼女は公認パーフェクトゲームを2回達成しており、1970年には女子プロ史上初のパーフェクトゲームを記録しました。

 中山律子は「和製ジャンヌ・ダルク」という愛称で親しまれ、その美貌と実力で1970年代のボウリングブームを牽引しました。特にテレビ中継でのパーフェクトゲーム達成は大きな社会現象を呼び、彼女の人気はさらに不動のものとなりました。「さわやか律子さん」という愛称と共に、彼女は花王フェザーシャンプーのCMにも出演し、CMソングは流行語にも選ばれるほどでした。

 JPBA会長職を4期8年務めた後、名誉会長に就任し、ジャパンレディースボウリングクラブ(JLBC)の名誉会長も務めています。プロゴルファーである弟・中山徹と共に、スポーツの分野で顕著な活躍を見せた彼女は、多くの後進の指導にも当たっています。

 中山律子選手の功績は、ただ単にタイトルを重ねたことだけではなく、ボウリングというスポーツの魅力を広く一般に伝え、多くの人々にスポーツを楽しむ喜びを教えたことにあります。その活躍は今後も多くのボウリングプレイヤーにとっての金字塔として語り継がれることでしょう。

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