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8月29日 焼きふぐの日

焼きふぐの日
引用元:和食レストラン「心・技・体 うるふ」

 8月29日は焼きふぐの日。看板メニューの「焼きふぐ」の美味しさを多くの人に知ってもらうために、「焼きふぐ」などを提供する料理店心・技・体 うるふが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(8)ふぐ(29)」の語呂合わせから、8月29日とした。

 ちなみに、店名にある「うるふ」は九重親方(元横綱千代の富士)の現役時代につけられた愛称で、同店のメニューの監修を九重親方が行っていることに由来する。

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 焼きふぐは、日本料理の中でも特に高級な食材として知られ、その独特な風味と食感で人々を魅了しています。この料理の起源は、古代中国や朝鮮半島に遡ると言われており、毒を持つふぐの安全な調理方法として発展しました。日本へはこれらの地域から伝わり、特に江戸時代には一部の地域で人気が高まりました。

 焼きふぐの調理法は、ふぐの身を適切に処理し、毒を含まない部分を焼いて食べることで、その豊かな旨味を引き出します。一般的には、ふぐの身を薄くスライスし、炭火でさっと焼き上げます。焼き加減はふぐの美味しさを最大限に引き出す重要な要素であり、外はカリッとして内部はふっくらとした食感が楽しめます。

 焼きふぐを食べる際の一般的な方法は、ポン酢やレモンを添え、わさびや薬味と共に味わいます。これらの調味料がふぐの繊細な味わいを引き立て、更なる美味しさを加えます。焼きふぐは通常、冬に旬を迎えるため、12月から2月にかけてが最も美味しい時期とされています。

 焼きふぐの健康効果も見逃せません。高たんぱくで低脂肪なこの食材は、筋肉の修復や新陳代謝の助けになると共に、ビタミンB12や鉄分が豊富で、貧血予防や神経機能のサポートに効果的です。また、DHAやEPAといった心血管疾患の予防に有効な不飽和脂肪酸も含まれており、全体的な健康維持に寄与します。

フグの豆知識

 フグの種類はおよそ330種類。厚生労働省は、そのうちの21種類が食用可としている。日本では縄文時代の貝塚からフグの骨が見つかっており、2000年前から食べられていることが分かっている。

 フグを漢字で書くと「河豚」と書くが、これは中国で食べられているメフグが川に生息し、豚のような鳴き声を発することから河豚と書かれるようになった。

フグの鳴き声

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