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8月3日 文具はさみの日

文具はさみの日

 8月3日は文具はさみの日。文具はさみのトップメーカーとして、文房具のはさみをより多くの人に親しんでもらい、目的に合った安全な商品を選び役立ててほしいとの願いから、文房具などの製造販売を手がけるプラス株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、この時期は夏休みの工作で文具はさみを使う子供が増えることはさみを横に置いたときのハンドルと刃の形が数字の83に似ていること数字の8を真ん中で切ると右側が3になることはさ(83)み」の語呂合わせなどといった理由から、8月3日とした。

 プラス株式会社のはさみ「フィットカットカーブ」。その「スタンダード」は、新開発のベルヌーイカーブ刃により、刃の根元から刃先まで、軽くなめらかな切れ味を実現した。また、低反発グリップで持ちやすく、段ボール・牛乳パック・タオル・ペットボトルなど、様々なものを手を痛めず楽に切ることができる。

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 文具はさみは、日常生活やオフィスワーク、学校教育などで広く使用される基本的な文房具の一つです。このはさみは主に紙を切るために設計されており、使いやすさ、機能性、安全性を考慮して様々な形状やサイズで製造されています。

 文具はさみの基本的な構造は、二枚の刃がピボット(回転軸)で連結されている点にあります。使用者はハンドルを握り、開閉動作を行うことで紙などの素材を切断します。刃の素材には主にステンレス鋼が用いられ、錆びにくく、長持ちする特性を持っています。また、刃先が尖っているものから丸みを帯びた安全設計のものまで、用途やユーザーの安全要求に応じて多様な形状があります。

 市場には、子供用のはさみから専門的な工芸用、オフィス用まで、幅広い種類の文具はさみが存在します。子供用のはさみは、通常、先端が丸く加工されており、刃もそれほど鋭くないため、安全に配慮されています。一方、オフィス用のはさみは多目的に使用できるように作られており、快適なグリップと効率的な切断能力が求められます。

 また、デザインにも注目が集まっており、エルゴノミクスに基づいたハンドルが採用されているものや、美しいデザインでインテリアにもなるような高級なはさみも市場に出ています。特に、日本製のはさみはその切れ味の良さと耐久性で高く評価されており、国内外で人気があります。

 文具はさみは、ただ単に紙を切る道具以上の役割を持っています。創造性を促すツールとして、また日々の生活をより便利で快適にするための工夫が凝らされているのです。そのため、適切なはさみを選ぶことは、作業の効率化だけでなく、安全性を確保する上でも非常に重要です。さまざまなタイプがありますので、用途に合わせて最適な一本を選ぶと良いでしょう。