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8月8日 Dr.シーバのエラスチンの日

 8月8日はDr.シーバのエラスチンの日。肌の弾力や張りの意地に貢献してくれるエラスチンという成分の知名度を高めるために、静岡県の株式会社Dr.シーバが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(8)ネ、(8)リの語呂合わせと、同社のロゴマーク「∞」が8を横にした形をしていることから、8月8日とした。

エラスチンとは

 主にコラーゲン同士を結びつける働きを持つ繊維状の不溶性たんぱく質。皮膚の真皮や血管、靭帯などに存在しており、靱帯で約80%、動脈で約50%、肺で約20%、皮膚の真皮で約5%を占めている。肌にハリや弾力を与えたり、血管や靭帯の柔軟性・伸縮性を維持している。

 エラスチンは、赤ん坊の時期までに生成されるだけで、再生はしないと言われている。

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 エラスチンは、人体において重要な役割を担うタンパク質であり、主に皮膚、血管、肺などの組織に存在しています。このタンパク質は、弾力性を持つ繊維、すなわち弾性線維の主成分として知られており、体の各部が伸縮することを可能にしています。

 エラスチンの主な機能は、体内のコラーゲン繊維を絡みつきながらまとめ上げることにあります。これによって、コラーゲンが提供する構造的強度とエラスチンが提供する伸縮性がバランス良く機能し、体の組織が適切に動作することを助けます。コラーゲンが骨格を支える硬さを提供する一方で、エラスチンは柔軟性や弾力性を担当し、これらの繊維が複合することで組織の整合性が保たれます。

 年齢を重ねるにつれてエラスチンは自然と減少していきます。特に20代をピークに、その量は徐々に減り始め、これが肌のハリや弾力の低下を引き起こします。皮膚がたるみ、しわが形成される主な原因はこのエラスチンの減少にあります。また、血管や肺などの他の組織においても、エラスチンが減少することで、それらの機能低下につながりかねません。

 エラスチンの減少に伴い、適切なケアが必要となります。栄養摂取や保湿、紫外線対策など、日常生活におけるさまざまな対策が推奨されています。具体的には、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化物質が豊富な食品を摂ることが、エラスチンの健康を支えるのに役立つとされています。

 このように、エラスチンは人体の柔軟性と整合性を維持するために不可欠なタンパク質であり、その健康を保つことは、加齢に伴うさまざまな問題から身を守るためにも重要です。正しいスキンケアと健康的な生活習慣が、エラスチンの減少を緩和し、より健康的な体を維持する鍵となります。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日

美容の記念日