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8月8日 日本きくらげの日

 8月8日は日本きくらげの日。日本きくらげ」を世界の食卓に届けたいとの願いから、日本きくらげ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、8が耳の形に似ており、きくらげは古来から「木耳」と呼ばれていたことから、8月8日とした。

きくらげについて

日本きくらげの日
引用元:ウィキペディアより

 キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ。日本語では「木耳」と書いて「きくらげ」と読み、木に生えるクラゲのような食感の食材という意味がある。ビタミンD、ビタミンB群、鉄分などの栄養素を豊富に含む。

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 キクラゲは「木耳」と書き、漢字の名前が示す通り、木に生えるキノコの一種です。このキノコはその独特の食感、すなわちクラゲのようにコリコリとした食感が特徴で、これが名前の由来となっています。キクラゲはアジア料理において非常に重要な役割を果たしており、特に中華料理では様々な料理に欠かせない食材とされています。

 栄養面では、キクラゲは多岐にわたる健康効果を持っていることで知られています。カルシウムとビタミンDが豊富に含まれており、これらは骨の成長や健康を支える重要な栄養素です。特に、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症の予防に寄与します。また、鉄も豊富で、これは貧血の予防や改善に効果的であるとされています。非ヘム鉄の形で含まれるため、吸収を助けるためにはビタミンCと一緒に摂取することが推奨されます。

 さらに、キクラゲには食物繊維も豊富で、腸内環境の改善や便秘解消に役立つとされています。不溶性食物繊維が多く、これが大腸での水分吸収を助け、便の量を増やして排出をスムーズにします。また、βグルカンという特有の成分は、免疫力を高める効果があるとも言われ、腸内環境を整えることで全体的な健康を支援します。

 カリウムの含有量も高く、これにより体内のナトリウムバランスを整える助けとなり、高血圧の予防やむくみ解消にも寄与するとされています。これらの栄養素は特に、体の小さい子どもや成長期の若者、または栄養が必要な高齢者にとって有益です。

 日常の料理にキクラゲを加えることは、ただ美味しさを加えるだけでなく、これらの栄養を摂取する絶好の機会を提供します。トンコツラーメンのトッピングや、様々な炒め物、スープの具として加えることで、料理の風味と栄養価を高めることができます。コリコリとした独特の食感は、食べる喜びをより一層引き立ててくれるでしょう。健康的で、栄養満点の食生活にキクラゲをぜひとも取り入れてみてください。心も体も喜ぶこと間違いなしです。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日