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8月7日 スロット・ハナビの日

スロット・ハナビの日

 8月7日はスロット・ハナビの日。1998年に発売された代表スロット機種「HANABIシリーズ」と最新機種「新ハナビ」の販売・稼働促進を目的に、パチスロ・パチンコ機とその周辺機器の研究開発などを手がける株式会社ユニバーサルエンターテインメントが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ハナビ(87日)」の語呂合わせから、8月7日とした。

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 ハナビシリーズは、ユニバーサルエンターテインメント及びその系列メーカーであるエレコ、ミズホ、アクロスが発売しているパチンコ・パチスロ機の一つです。1998年に最初のモデル「ハナビ」が発売されて以来、このシリーズは日本国内のゲームセンターやパチンコホールにおいて大きな人気を博しています。

 このシリーズの特徴は、その独特の演出技術と高いゲーム性にあります。特に初代ハナビは、4号機時代の大量獲得機やマルチライン機が主流となる直前に登場し、サンダーVやバーサスといった既存の人気機種の技術を受け継ぎつつ、新しい演出「遅れ」を導入したことで話題となりました。遅れは当初バグではないかとの疑問も持たれましたが、これはメーカーによって否定されています。また、斜め氷という小役の揃うラインでの期待値変化要素が注目され、これが後に斜め◯◯や中段◯◯として一般化するきっかけとなりました。

 初代ハナビは、設定1でもフル攻略によって100%を超える出玉性能を実現しており、減算値を利用した「設定判別」でも知られています。これらの優れた特性により、設置台数は最大で9万台に達し、ハナビシリーズはユニバーサルエンターテインメントの看板シリーズの一つとなりました。2015年には、21機種にまで拡大しており、それぞれがコンスタントに数万台を売り上げるほどの人気を保っています。

 ハナビシリーズは、その長い歴史と革新的なゲーム性、親しみやすい演出で多くのファンに支持され続けています。プレイヤーに対して高い技術介入性を求めるゲーム性は、上級者から初心者まで幅広い層のプレイヤーにチャレンジ精神をくすぐるものがあり、今後もその人気は衰えることなく続いていくでしょう。ハナビシリーズは、パチスロファンにとっては避けては通れない存在であり、その每の新機種が登場するたびに注目を集めています。

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