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8月18日 米の日

米の日

 8月18日は米の日岩手県農政部農産物流課が1998年に制定した。

 日付は、「米」の文字を分解すると「八」と「十八」になることから、8月18日とした。

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 日本の米は、その食文化の中心に位置しており、多くの日本人にとって主食とされています。日本で栽培されている米のほとんどが「イネ」科の植物からのもので、「ジャポニカ種」と呼ばれる短粒種が主流です。

 このジャポニカ種の米は、粘り気が強く、炊き上がりがふっくらとしており、冷めても硬くなりにくい特徴があります。そのため、おにぎりや寿司など、冷めても美味しく食べられる日本の伝統料理に適しています。

 日本の米作りは、四季の変わり目を活かした栽培方法が特徴的です。春に田植えを行い、夏を通じて成長させ、秋に収穫するという年間サイクルを持っています。この周期は、日本の気候と密接に連動しており、豊かな水資源と温暖な気候が良質な米を育てる環境を提供しています。

 また、日本は米の品質にこだわりを持つ国でもあります。特に有名なのは「新潟県産コシヒカリ」や「青森県産つがるロマン」、「山形県産つや姫」など、地域ごとに特色ある品種が多数存在します。これらはそれぞれの土地の気候や土壌の特性を生かしたもので、独自の風味と食感を楽しむことができます。

 日本では、これらの米を使った多様な食文化が根付いており、日々の食卓だけでなく、祝祭日や特別な行事においても米料理が欠かせない要素となっています。そのため、米は単なる食材を超え、日本人のアイデンティティと深く関わる存在です。

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