カレンダーをめくってみれば
～今日は何の日？～

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　株式会社東ハトは、創業以来、菓子製造業界において独自の地位を築き上げてきた企業です。1949年に「都民生株式会社」として創業し、その後「東京製菓」と改称。初代社長の好みで鳩を冠し、「鳩印東京製菓」として営業を開始しましたが、電報での発注時に略称として用いられた「トウハト」が現在の社名の起源となります。ロングセラー商品「キャラメルコーン」や「オールレーズン」など、時代を超えて愛され続ける製品群を有しており、現在では山崎製パンの一員として、さらなる品質とサービスの向上に努めています。

　経営危機に瀕した過去もありますが、その度に新たな道を切り開き、再建を成し遂げた東ハトの歴史は、業界内外からも注目されています。特に、プロサッカー選手中田英寿を非常勤のCBO（Chief Branding Officer）に迎え、企業再建にあたったエピソードは有名です。中田と木曽健一が共に作成した『お菓子を仕事にできる幸福』という絵本を通じて社員の意識改革を図ったといわれています。

　東ハトの企業理念「最高の品質でユニークな価値ある製品を提供し、お客さまによい驚きと笑顔をもたらす存在になる」は、その製品開発の方針を示しています。職場理念では、チームワークと成果の共有、安心して働ける職場環境の実現を掲げており、一人ひとりがお菓子好きとしての視点を大切にし、新しい価値を生み出し続けることを目指しています。

　創業から現在に至るまでの歩みの中で、東ハトは時代を超えたおいしさと驚きを提供し続け、多くの人々に愛されてきました。そして今日も、新たなおいしさへのチャレンジは続いています。これからも変わらぬ期待を寄せつつ、東ハトが次に生み出す新しい驚きとおいしさを楽しみにしていましょう。