8月9日 ロングライフ紙パックの日
8月9日はロングライフ紙パックの日。ロングライフ紙パックの利点をより多くの人に知ってもらい、環境に配慮した食品ロスの少ないライフスタイルを届けるのが目的。
食品の紙容器や加工機器を提供し、紙パックのトップシェア企業である日本テトラパックが制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
ロングライフ紙パックとは
身近な飲料製品に使われ、環境負荷も低く、アセプティック(無菌)充填をすることで常温で長期保存もできるロングライフ紙パック。
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「ロングライフ紙パック」は、近年、おうち時間の増加と共に、食品の保存方法に革命をもたらした製品です。この紙パックは、特殊な6層構造を採用しており、それぞれの層が食品を外部環境から守り、長期間の保存を可能にします。主に無菌充填技術を利用して、食品が製造された無菌状態を保ちながらパッケージングされることで、常温保存を可能にしています。
例えば、牛乳は約2ヶ月、豆腐は約6ヶ月の常温保存が可能とされており、冷蔵の必要がなくなるため、節電やスペースの有効活用にも寄与します。さらに、このパッケージング技術により、飲料や食品の風味と色味を保ちながら保存が可能で、品質の劣化を大幅に抑えることができます。
日常生活での利用シーンとしては、「ちょいストック」として非常に便利で、急な来客や不意の食料不足にも対応できるようになります。牛乳や野菜ジュース、豆腐やスープなど、日常的に使用する食品を常温で保管できるため、冷蔵庫のスペースを気にせずに済みます。また、常温で保存できることから、オンラインでの購入がしやすくなっており、重い荷物を持っての買い物の負担が軽減され、特に高齢者や一人暮らしの方々には重宝されています。
このように、「ロングライフ紙パック」は、保存性、便利さ、環境配慮を兼ね備え、現代のライフスタイルにマッチした革新的な食品保存法を提供しているのです。