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8月9日 バックカメラで事故防止の日

バックカメラで事故防止の日

 8月9日はバックカメラで事故防止の日。トラックやバスをはじめとした車がバックした際の交通事故を未然に防ぐことが目的。

 自動車電装品、半導体・電子デバイス事業、二輪・四輪用品のリテール事業などを手がける株式会社コシダテックが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、お盆休みに向けて帰省などで車を利用する機会が増える時期であることと、バック(89)」の語呂合わせから、8月9日とした。

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 バックカメラは、車両の後部に取り付けられるビデオカメラで、運転者が後退する際の安全を確保するために設計されています。このカメラは、通常、車のダッシュボードにあるディスプレイやルームミラーに映像を送信し、運転者が後方の死角を確認できるようにすることで、駐車やバック時の事故のリスクを大幅に低減します。

 バックカメラの映像は、ドライバーが車両の後ろのエリアをより明確に見ることができるため、特に狭いスペースでの駐車や、子供やペットが近くにいるかもしれない住宅地でのバック時に有効です。この技術は、特に視界が制限されがちな大型車やSUVにとって重要で、安全性の向上に寄与しています。

 バックカメラシステムには、多くの場合、補助的なセンサーが装備されており、障害物を検出すると警告を発する機能もあります。これにより、ドライバーはより情報を得ながら、より正確かつ安全に車両を操作できるようになります。また、一部の進んだシステムでは、自動駐車支援機能を統合しており、駐車プロセスをさらに容易にしています。

 近年では、新車にバックカメラを標準装備することが増えており、多くの国で安全基準としてバックカメラの装備が義務化されています。2022年からは新型車に対して、2024年からは継続して生産されるモデルにもこの規制が適用されることになりました。

 バックカメラは、単に後方の視界を良くするだけでなく、運転中のストレスを減少させ、日中はもちろんのこと夜間でも駐車を容易にするなど、現代のドライビングエクスペリエンスを向上させる重要な技術です。このようにして、バックカメラはドライバーの安全と快適を支援し、より安全な車両操作を促進しています。

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