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9月6日 甲斐の銘菓「くろ玉」の日

 9月6日は甲斐の銘菓「くろ玉」の日。和洋菓子の株式会社澤田屋が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、くろ(96)玉」の語呂合わせから、9月6日とした。

くろ玉について

甲斐の銘菓「くろ玉」の日
引用元:くろ玉

 「くろ玉」は1929年(昭和4年)に発売された山梨県を代表する伝統の銘菓。甘く煮た北海道産えんどう豆をうぐいす餡に入れ、沖縄県多良間島産黒糖を使った羊羹で包んでいる。黒砂糖を羊羹に仕立てた真っ黒な外側と、青えんどう豆を使ったうぐいす餡の絶妙な味のバランスと、黒い玉状の形で人気。

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 くろ玉は、1929年(昭和4年)に誕生した山梨県の代表的な和菓子で、以来、長きにわたり多くのお客様に愛され続けているロングセラー商品です。このお菓子は、繊細かつ芸術的な手作業によって一つ一つ丁寧に作られることで知られています。その製法は、発売当初から変わらず、伝統を守り続けていることが大きな特徴です。

 くろ玉の最も独特な点はその中身、青えんどう豆を使ったうぐいす餡です。鮮やかな緑色のうぐいす餡は、青えんどう豆を煮て練り上げ、さらに粒の食感を残しながら煮た青えんどう豆を加えることで、豆本来の優しい味わいを最大限に引き立てます。この餡を、こくのある黒糖羊羹で包み込むことで、さらに深みと風味が増し、絶妙な味わいのハーモニーを生み出しています。

 くろ玉は、手づくりの温もりを感じさせる和菓子として、また、その見た目の美しさもあいまって、お茶請けにはもちろん、特別な贈り物としても最適です。その味の深さと繊細さは、一度味わうと忘れられない経験を提供します。

 さあ、あなたもこの伝統ある「くろ玉」をご賞味ください。澤田屋が誇る、手間ひまかけて一つ一つ手作りしたこの和菓子は、大切な人への贈り物や、自分へのご褒美として、またはどんな特別な日のお供としても最適です。黒糖の風味豊かな羊羹の包みと、緑鮮やかなうぐいす餡の美味しさを、ぜひお楽しみください。

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