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9月6日 シェリーの日

 9月6日はシェリーの日。シェリー専門店であり、スペイン料理店でもある「しぇりークラブ」代表の高橋美智子氏が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、シェリーに使われるぶどうの収穫期が9月の第1週頃であり、シェリーをグラスに注ぐときに使用するベネンシアという道具の形が数字の9に似ていて、注ぐときには数字の6のように見えることから、9月6日とした。

シェリーとは

 スペインの・アンダルシア州カディス県で作られている白ワインに少量のブランデーを添加した酒精強化ワイン。原料には、パロミノ種・ペドロ・ヒメネス種・モスカテル種の3種類の白葡萄が使われ、アメリカンオーク樽を用い「ソレラシステム」という独特の熟成方法によって造られている。

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 シェリーは、スペイン南部アンダルシア州のカディス県、特に「ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」「サンルーカル・デ・バラメダ」「エル・プエルト・デ・サンタマリア」という三つの町で製造される酒精強化ワインです。この地域の独特な気候と土壌が、シェリー独特の味わいを生み出しています。

 シェリーの製造には「パロミノ」「ペドロ・ヒメネス」「モスカテル」という三種類の白葡萄が使用されます。これらの葡萄は、アメリカンオークの樽で熟成され、「ソレラシステム」と呼ばれる独特の熟成方法を通じて、複雑で豊かな風味が育まれます。ソレラシステムは、異なる年代のワインを段階的に混合しながら熟成させる方法で、一貫した品質と特徴を保ちます。

 シェリーの魅力はその多様性にあります。非常に辛口の「フィノ」から甘口の「クリームシェリー」、さらには黒蜜のような極甘口の「ペドロ・ヒメネス」まで、味わいの幅が非常に広いです。これにより、食前酒としても、食事中のワインとしても、またデザートワインとしても楽しむことができます。

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