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9月8日 クレバの日(908DAY)

 9月8日はクレバの日(908DAY)有限会社エレメンツが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、クレバ(908)」の語呂合わせから、9月8日とした。

クレバ

 ヒップホップアーティストKREVAは2004年9月8日に「音色」でメジャーデビューして以来、毎年9月8日を「クレバ」(908)と読む語呂合わせから、アルバムをリリースするなど話題性の高いアクションを展開。「アーティストKREVA」にとっての誕生日とも言えるこの日を大切に活動している。

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 KREVA(本名:畠山貴志、1976年6月18日生まれ)は、日本を代表するラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサーです。彼はまた、KICK THE CAN CREWやFUNKY GRAMMAR UNIT、神輿ロッカーズの一員としても知られています。KREVAは音楽のみならず、文化的な影響も大きく、DJとしても活動しており、DJネームは908です。彼の所属レコード会社はSPEEDSTAR RECORDSで、自身のレーベル「くレーベル」を持っています。

 青森県弘前市で生まれ、東京都江戸川区で育ったKREVAは、東京都立国際高等学校を卒業後、慶應義塾大学環境情報学部に進学しました。在学中の1995年、小学生時代からの友人CUE(現・CUEZERO)とともにBY PHAR THE DOPESTを結成し、アンダーグラウンドシーンでの活動を開始しました。このユニットは1998年まで活動し、複数のアルバムをリリースしました。

 1997年にはLITTLE、DJ SHUHO、MCUと共にKICK THE CAN CREWを結成。彼らは日本のヒップホップシーンで大きな成功を収め、2002年には「マルシェ」でNHK紅白歌合戦に出場するなど、国内外で高い評価を受けました。

 2004年、KICK THE CAN CREWの活動休止を経て、KREVAはソロアーティストとして「新人クレバ」と自称し、本格的なソロ活動を開始しました。彼のデビューシングル「音色」やファーストアルバム『新人クレバ』は大きな反響を呼び、その後も革新的な音楽活動を続けています。特に2006年リリースのアルバム『愛・自分博』で、日本のHIP HOPソロアーティストとして初めてオリコンウィークリーチャート1位を獲得し、日本武道館での公演も成功させました。

 その後も精力的に作品をリリースし続け、数々のライブツアーを成功させるなど、日本の音楽シーンにおいて重要な位置を占めています。また、彼は音楽のみならず、様々なメディアで活躍しており、テレビ出演や他アーティストへの楽曲提供も行っています。2021年にはNHK紅白歌合戦に出演し、2024年には所属事務所からの退社を発表するなど、彼のキャリアは多岐にわたります。

 KREVAは、その才能と革新性で多くのリスナーに影響を与え続け、日本のヒップホップカルチャーを形成する上で欠かせないアーティストであることは間違いありません。

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