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9月10日 コンタクトレンズの日

 9月10日はコンタクトレンズの日。年に一度、使用しているコンタクトレンズがきちんと見えているか、レンズに問題はないかをチェックするきっかけの日としてもらうために、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 9が指に乗せたコンタクトレンズを表し、10はコンタクトレンズを装用しようとする目(1が眉毛、0が目)を表している。また、「コンタクト(910)」の語呂合わせから9月10日とした。

コンタクトレンズの豆知識

コンタクトレンズの日
引用元:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会

 コンタクト(contact)は「接触」という意味。使用時に角膜(黒目)に接触するからコンタクトレンズ

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 コンタクトレンズは、視力補正を目的とした医療機器であり、眼鏡と同様に光の屈折を調整して網膜に正確な焦点を結ぶように作用します。これにより、近視、遠視、乱視、そして老視といった視覚の問題を補正することができます。

 コンタクトレンズの主な利点は、その直接眼球に装着する性質にあります。これにより、眼鏡に比べて自然な視界が得られ、視野が広がります。また、運動中や雨天時にレンズが曇ることがなく、より活動的なライフスタイルに適しています。さらに、外見上の変化が少ないため、見た目を気にする若年層に特に人気があります。

 一方で、コンタクトレンズには適切なケアが求められるデメリットも存在します。レンズの取り扱いや保管には細心の注意が必要であり、不適切な使用は眼の感染症を引き起こすリスクがあります。また、装着や取り外しにはある程度の練習が必要です。

 現在市場には様々な種類のコンタクトレンズが存在しており、使い捨てタイプ、長期使用タイプ、硬質ガス透過性レンズ、そしてカラーコンタクトレンズなどがあります。それぞれのタイプは、使用者のライフスタイルや医療の必要性に基づいて選ばれるべきです。

 さらに、コンタクトレンズはただの視力補正器具にとどまらず、ファッションの一部としても利用されています。特にカラーコンタクトレンズは、虹彩の色や模様を変えることができ、見た目の変化を楽しむことが可能です。

記念日とかいろいろ