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9月6日 スポーツボランティアの日

 9月6日はスポーツボランティアの日。オリンピック、パラリンピックなど世界的なスポーツ大会は「スポーツボランティア(スポ・ボラ)」の協力・活動がなくては成立しない。そのことを忘れずに「スポーツボランティア」の育成と拡大を目指す事を目的に、NPO法人日本スポーツボランティア・アソシエーション(NSVA・宇佐美彰朗理事長)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、2020年9月6日の東京パラリンピック・閉会式と同じ日に、後世に「スポーツボランティア」の大切さを伝えていく「福島・復興五輪:オリ・パラ後夜祭」が行われることから、9月6日とした。

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 スポーツボランティアは、スポーツイベントの運営を支える重要な役割を担っています。これには国際的な大会や地元のスポーツイベントなど、さまざまな規模のイベントが含まれます。ボランティアの活動範囲は広く、競技の運営サポート、会場設営、参加者や観客の案内、セキュリティ、緊急時の対応など、多岐にわたります。

 スポーツボランティアに参加することで、イベントの成功に貢献するだけでなく、スポーツの普及と発展を支援することができます。また、異なる文化や国籍の人々と協力する経験は、参加者にとって貴重な国際交流の機会となります。これは特に、オリンピックやワールドカップなどの国際大会で顕著です。

 ボランティアは、組織の運営能力やコミュニケーションスキル、問題解決能力を養う絶好の機会でもあります。これらのスキルは、個人のキャリアにおいても有益で、多くのボランティアがこれを自己成長や職業的発展のステップとして利用しています。

 参加を希望する場合は、イベント主催者が設ける公式のチャンネルやボランティアプログラムに申し込むことから始めます。多くの大会では、事前のトレーニングや情報提供が行われるため、専門的な知識がなくても参加することが可能です。スポーツボランティアは、スポーツを愛する人々にとって、直接的にその魅力を伝える機会を提供し、スポーツ文化の一部として不可欠な存在となっています。

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