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9月26日 大腸を考える日

 9月26日は大腸を考える日。健康の鍵である大腸の役割や大腸などに生息する腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを健全に保つための方法を広く知ってもらうために、ビフィズス菌の研究に取り組んできた森永乳業株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、数字の9が大腸の形と似ていること「腸内フロ(26)ーラ」の語呂合わせから、9月26日とした。

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 腸内環境は私たちの健康にとって非常に重要で、特にビフィズス菌は腸内フローラを健康に保つのに役立つ重要な菌の一つです。ビフィズス菌は、主に大腸に存在し、善玉菌として知られています。この菌は、腸内環境を整えることにより、消化を助けたり、有害な細菌の増殖を抑えたりする効果があります。

 ビフィズス菌は、乳酸と酢酸を生成することによって、腸内のpH値を低下させ、悪玉菌の活動を抑制します。これにより、腸内環境が健康な状態に保たれ、免疫機能の強化や感染症の予防にも寄与します。また、ビフィズス菌は食物繊維を分解し、発酵させることで短鎖脂肪酸を生成し、これが大腸の細胞にエネルギーを供給することで腸の健康を支えます。

 ビフィズス菌を増やすためには、食生活が非常に重要です。ビフィズス菌の増殖に役立つオリゴ糖や食物繊維が豊富な食品を積極的に取り入れることが推奨されます。また、発酵乳製品やサプリメントを通じてビフィズス菌を直接摂取することも有効です。これにより、ビフィズス菌が腸内で活動しやすい環境を作り出し、腸内フローラのバランスを改善することが期待できます。

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