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~今日は何の日?~

9月10日 球都桐生の日

 9月10日は球都桐生の日。民間企業から野球によるまちづくりの提案が上がるなど、野球が持つ魅力を活かした街づくりを推進する機運の高まりを受け、群馬県桐生市が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、球都(910)」の語呂合わせから、9月10日とした。

桐生市

 群馬県南東部にある市。織物の街として「織都」、野球の街として「球都」と称されることがある。桐生市が球都と呼ばれる所以として、市内の高校5校(桐生高校、桐生工業高校、樹徳高校、桐生第一高校、桐生商業高校)が甲子園(全国高等学校野球選手権大会)に出場しており、桐生第一高校が平成11年の夏に全国制覇を成し遂げた。また、数々の名監督、名選手を輩出している。

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 桐生市は群馬県に位置する都市で、織物産業で知られる「織都」としての歴史を持つ一方で、「球都」としての顕著な野球文化も有しています。この市は、数多くの高校が全国高校野球選手権大会に出場し、特に桐生高校出身の稲川東一郎監督の下での輝かしい実績が「球都桐生」という名声を確立しました。

 市内の高校野球だけでなく、大学野球、プロ野球、社会人野球、還暦野球に至るまで、幅広いカテゴリで成功を収めた指導者を輩出しています。さらに、新川球場(現新川公園)は戦後初のプロ野球公式戦の開催地としても知られ、日本野球の歴史における重要な地点として認識されています。この球場は、野球伝来150周年を迎える2022年に日本野球聖地150選に選ばれるなど、その歴史的価値が高く評価されています。

 野球を通じたまちづくりにも力を入れており、桐生市では「野球観光推進事業」として、野球がもつ魅力を活用した地域活性化を進めています。また、「球都桐生の日」を制定し、様々な施策を展開することで、交流人口の増加や地域経済の振興、青少年の健全育成を図っています。

 このように桐生市は、その豊かな織物文化とともに、スポーツ特に野球において顕著な成果を上げており、これらの文化が相まって、魅力あふれる都市としての地位を築いています。

記念日とかいろいろ

地方自治体が作った記念日