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9月6日 岩室温泉・黒湯の日

 9月6日は岩室温泉・黒湯の日。記念日をきっかけにより多くの人に「黒湯」の岩室温泉の魅力を知ってもらうのが目的。

 新潟県新潟市の岩室温泉旅館組合が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、くろ(96)」の語呂合わせから、9月6日とした。

岩室温泉について

岩室温泉・黒湯の日
引用元:にいがた観光ナビ

 開湯から300年以上の歴史を誇り、新潟の奥座敷と呼ばれ、弥彦神社の参拝客や多くの観光客などで賑わう岩室温泉。その温泉は切り傷、冷え性、アトピー性皮膚炎などに効能があり、湯上りの肌がつるつるになることでも知られる。源泉は硫黄と鉄が結合した硫化鉄の細かい黒い粒子が湯口や湯船に付着する「黒湯」という黒い温泉が特徴的。

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 岩室温泉は、新潟県に位置する歴史ある温泉地で、2013年に開湯300年を迎えました。この温泉は「黒湯」として知られており、その特異な色合いは硫黄と鉄が結合してできた硫化鉄によるものです。この黒湯は非常に珍しく、湯口や湯船に黒い微粒子が付着することもありますが、これが温泉の特徴の一つとなっています。

 岩室温泉の泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉であり、その成分が関節リウマチ、腰痛、神経痛、糖尿病など多くの疾患に効能があるとされています。温泉の効果は体だけでなく、心の健康にも良い影響を及ぼすと考えられています。

 また、岩室温泉は「霊雁の湯」とも呼ばれています。この名前の由来は、1713年に白髪の老翁が地元の庄屋である高島庄左衛門の夢枕に立ち、そのお告げに従って探索した結果、傷ついた雁が泉で傷を癒しているのを見つけたという伝説からきています。この発見が岩室の温泉地としての発展の始まりであり、地元の人々にとって大きな意味を持つエピソードです。

 このような歴史的背景と独特の泉質が、訪れる多くの人々に愛される理由となっており、岩室温泉は今なお多くの観光客にとって魅力的な目的地となっています。自然に囲まれたこの地で、歴史を感じながら心身ともに癒やされる時間を過ごすことができるでしょう。

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